施工部

西さん（2021年4月入社）
千代田工営での働き方や仕事に対する考え方などをお話しいただきました。

私の作業は、鋼管杭の施工担当者としては補助的な仕事をしています。具体的には、杭打ちの準備、杭を機械に設置、鋼管杭の溶接・切断、後片付けです。私たちはこれらの作業のことを「手元作業」と呼んでいます。これらの作業は入社後に少しずつ教わりました。また、トラックの運転を担当することもあります。

基本的な流れとしては3人一組となって朝に現場へ行き、図面で鋼管杭を打ち込む位置を確認。トラックから鋼管杭や杭打機を下ろして作業しやすい位置に搬入し、工事の準備を整えて施工に移ります。

施工では、杭打機という専用の機械で羽根のついた鋼管杭を回転させて埋設します。この際、鋼管杭を杭打機に設置したり、地中の地盤状況によって鋼管杭の溶接・切断を行ったりするのが私の主な仕事です。杭打機はオペレーター担当の先輩が操作します。鋼管杭を所定の位置まですべて打ち込み終えたら作業終了です。

私は、会社の近くにある埼玉県立いずみ高校の出身で、学生時代に担任の先生から千代田工営をすすめられました。そこで求人票を見て「離職率が低い」「給料が良さそう」「高校や自宅から近い」といったことが入ろうと思った決め手です。

採用面接でも、人柄を重視する会社の姿勢で「社員を大切にしてくれそう」と思ったのも千代田工営を選んだ理由でした。会社見学では、住宅の地盤改良工事を見学させてもらいましたが、先輩がフレンドリーに接してくださり仕事場の雰囲気も良さそうだと感じたのを覚えています。

採用時のときから変わることなく、先輩後輩問わずフレンドリーに接してくれます。年齢が10歳近く離れている先輩でも話しやすいです。特に仲の良い人とは、いつも楽しい話で盛り上がっていますね。仕事では緊張する場面もありますが、社内の雰囲気も良く比較的リラックスしながら仕事ができていると思います。週末の仕事終わりには仲の良い先輩たちとフットサルに行くこともあり、社員同士のコミュケーションも取りやすい職場です。

入社したときは「仕事をきちんと教えてくれるかな？」と心配していましたが、やさしい先輩が多く、仕事のことで質問したらしっかりと教えてくれます。入社してすぐに会社の雰囲気になじめると思います。

高校時代の友達と遊びに行った際、就職先の話を聞くことがあります。ある友達の会社では、有給休暇が自由に取れず、給料も安いという話を聞きました。

千代田工営では、上司の理解があり有給休暇が取得しやすく、給料も人事制度に基づき基本給が設定される等級制度があります。また、仕事が早く終わった日は自分の時間が取りやすく、仕事帰りにサウナやスーパー銭湯に寄るなど仕事とプライベートの両立もできています。働きがいがあり、入社して良かったなと感じることは多いですね。

4月に入社してからは3カ月間の研修期間があり、溶接の練習を中心に現場へ出るための心構えを学びましたが、恥ずかしながらそのときに初めて金属を接続する溶接技術について知りました。

溶接には「ガス溶接」と「アーク溶接」があります。アーク溶接は電流を流して溶接するのですが、そのまぶしさに驚きました。また、溶けた鉄の近くにいるので熱いし、激しく火花や煙が出るので、慣れるまで怖かったことを覚えています。研修時は何もかもが初めての経験だったものの、講師の先輩が丁寧に教えてくれて次第に慣れていきました。

研修期間の3カ月間は、作業に身体が慣れていないだけでなく緊張していたこともあり、毎日とても疲れていた記憶があります。研修期間が終わって現場に入るようになってからも、しばらくは体力や気力を整えるために帰宅後早めに寝るように心がけましたね。

入社してから3年目となり、経験を積んで現場作業を任されることも増えたことで、より充実して仕事に取り組めていると感じています。就職してすぐに会社を辞めてしまう人もいますが、「この会社でやってみる」と決めたら、仕事をしっかり覚えるまでは辞めずに頑張った方が良いというのが私の考えです。仕事を覚えることで任せてもらえることも増えて、少しずつ楽しくなっていくと思います。

ただ、仕事を教えてくれない、分からないことを聞きにくいという環境では、仕事を覚えるのも難しいかもしれません。なので、会社選びは先輩社員の声を参考にするなどで、人間関係の良いところを選ぶことが大切です。人間関係が良ければ仕事を覚えやすいですし、業務での連携も取りやすいので、モチベーションアップやスキルアップにつながります。

また、心身ともに健康を保つことは仕事だけでなく日常生活を送るうえでも欠かせません。身体を休めたりストレスを解消したりするためにも、有給休暇が取得しやすい会社を選ぶことも重要です。人間関係が良く、有給休暇を取りやすい千代田工営は働きやすい会社だと思いますよ。

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