杭工事が必要なケース|地盤調査・改良|千代田工営株式会社

杭工事の必要性Necessity

鋼管杭を用いた地盤改良工法(鋼管杭工法)に取り組む「千代田工営株式会社」が、杭工事が必要なケースや、工事を依頼する際の注意点を解説いたします。

建物を安定させるためには、地盤の強度が重要です。建物や構造物の建設工事に携わる方は、ぜひ参考にしてください。

杭工事の必要性Necessity

杭工事が必要なケースについて

杭工事が必要なケースについて

杭工事の要不要を判断するためには、まず地盤調査を実施する必要があります。調査の結果、軟弱な地盤(建物を地面が支える力が20~30KN/平方m以下)であると判断された場合は、不同沈下の恐れがあるため杭工事が必要です。

また、以下のいずれかのケースに当てはまる土地も、同様に地盤改良が必要となります。

  • 敷地や周辺が盛り土で作られた、あるいは埋立地
  • 過去に陥没があった土地
  • 液状化のリスクが高い土地

Pick Up!知っておきたい地盤調査・改良工事のウソ・ホント

知っておきたい地盤調査・改良工事のウソ・ホント

  • 地盤調査や杭工事はどこに依頼しても同じ!?
    【ウソ】地盤調査や杭工事は「どこに依頼しても結果は同じ」と思われがちですが、これは大きな間違いです。地盤調査においては操作の精度を含め必要なデータを収集する技術力、改良工事においては調査結果の分析力や施工の技術力を重視して、依頼先を選ぶ必要があります。
  • 建物の傾きは、建設後何年も経ってから表れる
    【ホント】軟弱地盤の上に建物を建てると、はじめはなんともないように思えても、時間をかけてだんだんと傾いていきます。建物が傾いている状態は安全性を低下させるだけでなく、そこで暮らす人々の健康にも悪影響を及ぼしかねません。

杭工事を依頼する際の注意点

杭工事を依頼する際は、以下の3つのポイントに注意して業者を選ぶとよいでしょう。

工法ごとのメリット・デメリットを明らかにしているか

工法ごとのメリット・デメリットを明らかにしているか

杭工事には、「表層改良工法」や「鋼管杭工法」、「柱状改良工法」など、さまざまな工法があります。安心・安全な建設工事を実現するためには、地盤の状態や建物の種類に合わせて、適切な工法を選ばなければなりません。

また、それぞれの工法にはメリットだけでなく、一定のデメリットも存在します。強度への影響やコスト、騒音など、なんらかのデメリットについても包み隠さず説明し、誠実に対応してくれる業者を選びましょう。

見積もりの内訳が明確か

見積もりの内訳が明確か

業者から見積書を提示されたときは、合計金額だけでなく、その内訳をしっかり確認することが重要です。人件費や材料費などの細かな内訳を記載している業者は、複数の費用をまとめて記載している業者よりも信頼性が高いといえます。

少しでも疑問に思う部分があれば業者に質問し、「なにに、いくらかかっているのか」を明確に提示してくれる業者を選びましょう。

液状化対策や補強を実施しているか

液状化対策や補強を実施しているか

液状化とは、地震の振動によって地盤が液状化する現象のことです。その名のとおり地盤がドロリと溶けるように液体となり、建物を支える力が失われます。災害時に液状化が起こると、建物が地盤に埋まったり、倒れたりと、生命・身体にかかわる危険性がさらに高まってしまいます。

液状化のリスクがあるのは、砂質土を主成分とする砂質地盤です。このような地盤に建物を建てる際は、液状化の対策や補強をしっかりと実施している業者を選びましょう。

千代田工営株式会社は、杭工事の概要や液状化のリスク、地盤改良工法の違いなど、建物・構造物を安全に建てるための知識を幅広くご紹介しています。それぞれの解説は、下記のページからご覧ください。

杭工事の製品・施工、地盤調査なら
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1970年創業の弊社は、長年に渡り鋼管杭を用いた地盤改良工法(鋼管杭工法)に取り組み、製品の開発や施工、地盤調査を自社で一貫して行っております。特許・意匠・実用新案の保有数は延べ40件にも上り、30年間で1万5千件の施工実績がございます。

関東を中心に日本全国からのご依頼に対応しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。