千代田工営株式会社の杭工法|基礎杭|地盤改良工事・地盤調査

工法紹介Product

千代田工営株式会社は鋼管杭を中心とした杭工法に取り組み、これまで多くの工法・製品を開発してまいりました。30年以上のロングセラー製品である「スクリューパイル CK-®EAZET」をはじめ、弊社自慢の杭工法をご紹介します。

千代田工営が手がける
杭工法の紹介Product

スクリューパイル CK-®EAZET

スクリューパイル CK-®EAZET

  • 国土交通大臣認定工法
  • 先端地盤 砂質地盤(礫質地盤も含む):TACP-0399
    先端地盤 粘土質地盤:TACP-0351
  • スクリューパイル CK-®EAZET
  • スクリューパイル CK-®EAZET
  • スクリューパイル CK-®EAZET

千代田工営株式会社が1994年に開発・発売して以来、30年以上経過した今も主力のロングセラー製品です。杭の太さ(径)や羽根の改良を重ね、豊富なバリエーションをご用意しております。地盤の状態や構造物に合わせて、最適な設計が可能です。また、スパイラル状の羽根の効果により回転しながら杭を貫入するため、排土が発生しないのもポイントです。発売以来、戸建て住宅から中層建築物まで、幅広い構造物に対して実績のある製品です。

1  豊富な杭使用

杭径に合わせて先端羽根を複数径のなかからお選びいただくことができ、地盤と構造物に合わせた経済的な設計が可能です。

2  粘土質地盤の認定取得

杭先端を打ち込む支持層として、砂質・礫質層のほか、粘性土にも対応可能です。

3  引抜き支持力の評定取得

一般財団法人ベターリビングより、砂質地盤 (礫質地盤を含む) における引抜き方向の許容支持力の認定を取得しております。

4  地球に優しい環境対応工法

回転しながら杭を貫入する工法のため、 埋設に伴う排土は一切発生しません。産業廃棄物となる残土の処理が不要であり、水やセメントを一切使用しないため、 施工現場を汚すこともなく、環境に配慮した施工を実現できます。

5  杭の引抜き工事に対応

埋設中は高い強度を持ちながらも、杭を逆回転させれば容易に引き抜くことができ、建物を解体し土地を売却する際も地盤の原状復帰が容易です。杭引抜き工事まで考慮したご提案が可能となっています。

Pick Up!妥協のない「支持層への根入れ」へのこだわり

妥協のない「支持層への根入れ」へのこだわり

地盤の安定性を高めるためには、杭を支持層(硬い地盤)にしっかりと根入れしなければなりません。千代田工営株式会社は、より確実な根入れにとことんこだわり、製品の設計・開発、施工を行っております。

上図のグラフの振れ幅は、杭を施工したときの地盤の硬さを表します。左が地盤データ、右が施工データです。ご覧のように、実際の施工においても地盤データと近いグラフを描き、下のほうで支持層に達したことが分かります。このように地盤の硬さを確認しながらの施工が可能なので、安心してお任せいただけます。

スクリューパイル CK-®EAZETの開発エピソード

スクリューパイル CK-®EAZETは、弊社自慢のロングセラー製品です。騒音と振動の軽減を目的に、「木ネジ」から発想を得た当製品の開発秘話をこちらのページでご紹介しております。

スクリューパイル
CK-®EAZETの開発エピソード

K-WingZパイル

K-WingZパイル

  • 国土交通大臣認定工法
  • 先端地盤 砂質地盤(礫質地盤も含む):TACP-0192

K-WingZパイル

  • K-WingZパイル
  • K-WingZパイル
  • K-WingZパイル

従来の1枚翼に加え、翼数2枚にすることにより、大きな支持力と引き抜き抵抗力を発揮させ、杭先端部を全開放にすることで支持層への貫入に優れた工法です。

  • 低騒音・無排土で、土壌・地下水の汚染がなく、人にも環境にも優しい施工です
  • 翼下の開口突出部によって、杭が回転する際に起こる「芯ずれ」を低減します
  • 2枚の翼によって、推進力を向上。これにより硬質支持層への深い根入れが可能となりました
  • 2枚の拡大翼によって、支持力と引き抜き抵抗力の向上に成功しています
  • 杭頭部を拡大径とすることで、水平抵抗と鉛直力に合わせた経済的な設計を実現できます
  • 杭が埋設している深さと回転トルクの自動記録により、柱状図のN値との比較が可能です
  • 貫入のための機械が小さく、小型機械と杭体を搬入するだけで施工できるため狭小道路や敷地にも有効です
  • 階段上下など、高さや幅に制限のある場所や、傾斜地にも対応できます

T・Wing4パイル

T・Wing4パイル

  • 国土交通大臣認定工法
  • 10建設省玉住指発第88号
  • 先端地盤 砂質地盤(礫質地盤も含む):TACP-0679
  • 先端地盤 粘土質地盤:TACP-0680

T・Wing4パイル

  • T・Wing4パイル
  • T・Wing4パイル
  • T・Wing4パイル

鋼管に4枚のらせん翼を配置し、軟弱地盤から良好な地盤まで、さまざまな地盤への適用性を実現。特に、支持層が深い地盤で中間層が比較的良好である状態において中低層建築を計画される場合におすすめです。T・Wing4パイルを中間層に埋設することで、地盤の安定性を経済的に高めることができます。千代田工営株式会社が取り組む「環境対応鋼管工法」としての特長を引き継ぎながらも、新たな価値を付与した工法です。

  • 貫入に伴う排土が一切なく、水やセメントなどの副資材も不要なため、環境への負荷を低減しながらの施工が可能です。
  • 小型の専用機を用いて杭を埋設。狭小道路や狭小地にも適用しやすく、周辺環境への負荷も軽減できます。
  • 施工中の貫入トルクを連続的に測定できます。地盤の硬さを確認しながらの施工が可能で、施工管理も容易です。
  • 比較的緩い地盤にも適用しやすく、高い推進力により施工能率の向上を期待できます。
  • 4枚のらせん翼と底板、それぞれに作用する地盤反力を合算でき、支持力効率を高めた経済的な工法です。

SCHパイル

SCHパイル

  • 国土交通大臣認定工法
  • 先端地盤 砂質地盤(礫質地盤も含む):TACP-0399
  • 先端地盤 粘土質地盤:TACP-0351

SCHパイル

  • SCHパイル
  • SCHパイル
  • SCHパイル

SCHパイルは、抜群の引き抜き抵抗力を発揮する先端根固め回転貫入鋼管杭です。低騒音・無排土で周辺環境への負荷が少ない回転杭に先端根固めを組み合わせ、支持力を大幅に増強しました。もちろん、根固めの品質にもこだわっています。さまざまな地盤条件で根固めの載荷試験を実施し、必要強度を満たしていることを確認しました。

環境に優しい低騒音・無排土と先端根固めによる優れた支持力の両立

水やセメント不要で土壌汚染のリスクがなく、産業廃棄物となる排土が生じない回転杭は、環境に優しく低騒音な工法です。そんな回転杭の翼の周辺にソイルセメントによる根固めを構築し、支持力を大きく強化しました。「環境へのやさしさ」と「支持力」を両立し、お客様のさらなる満足度向上を目指します。

抜群の引抜き抵抗力で耐震補強やペンシルビルの基礎杭に使用できる

先端根固めで杭の支持力が大幅に強化されたことで、抜群の引き抜き抵抗力を実現しました。従来のタイプと比べさらに安定性が高く、耐震補強杭やペンシルビルの基礎杭など、大きな引き抜き支持力が必要な基礎杭に適しています。地震による倒壊リスクの低減に、SCHパイルをぜひお役立てください。

つい太郎®

つい太郎®

  • (財)日本建築センター評定工法
  • BCJ評定-FD0536-06
  • つい太郎®
  • つい太郎®
  • つい太郎®

つい太郎は、小径鋼管杭の急速継手です。下杭の上端に工場で溶接された外継手、上杭の下端に工場で溶接された内継手があり嵌合し、ピンを挿入して接合します。施工中にピンが移動・脱落しないよう固定でき、施工手順も簡便です。誰でも簡単に急速接合ができるため、現場溶接の手間を軽減し、工期の短縮につながります。

1  接続は簡単、現場での溶接作業も不要

継手に挿入したピンを固定ねじで締め付けるだけで、高い品質を保ちつつ手軽に接合可能です。特別な技能・資格・工具なども必要なく、誰でも容易かつスピーディーに施工を行えます。

2  高強度で高い信頼性

継手は鋼管管本体と同等の曲げ・ねじり・圧縮への耐力を有し、高強度で安心して使用できます。また、天候や施工者の技量にかかわらず、一定の品質が確保できるのもメリットです。

3  施工管理が簡単

つい太郎を導入するに当たり、施工管理に特別な検査機器は不要です。

4  幅広い杭径に対応

つい太郎はΦ165.2mm~Φ609.6mmまで、幅広い杭径の製品に対応しており、さまざまな施工でご活用いただけます。

5  脱着可能で杭の再利用ができる

つい太郎は杭から容易に着脱できるため、杭を引き抜いて再利用するとなった場合も安心です。繰り返しの着脱が可能なので、再利用時の手間を気にせずご活用いただけます。

つばさ杭®

つばさ杭®

  • 国土交通大臣認定
  • 国住指第1025号TACP-0001 / 財)土木研究センター【建技審証第0104号】
  • つばさ杭®
  • つばさ杭®
  • つばさ杭®

つばさ杭は、先端に翼を配置し、回転貫入を容易にしながら高い先端支持力を発揮する鋼管杭工法です。低騒音・低振動・無排土で、周辺環境への負荷を軽減できます。先端の開口部の有無によって「開端タイプ」と「閉端タイプ」の2種類があり、開端タイプは大径杭や硬質地盤に適しており、閉端タイプは小径杭に適しています。

1  完全無排土、低騒音・低振動施工、セメントミルク不使用で環境に優しい

ねじれの力を利用して杭を貫入するため、産業廃棄物となる排土が生じず、セメントミルクも不使用で土壌を汚染する心配がありません。低騒音・低振動で、近隣とのトラブルリスクも低減できます。

2  先端支持力と引抜き抵抗力に優れる

先端に取り付けられた翼によって高い支持力を発揮し、引き抜き抵抗力に優れ、安定性も抜群。さらに、支持層への貫入確認も容易です。

3  逆回転で引抜き可能なため撤去ができる

先端支持力を大幅に高めながらも、杭を逆回転させることで引き抜きが可能です。撤去ができるため、杭の再利用や原状回復にも容易に対応できます。

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基礎杭のトータルエンジニアとして
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設計・開発から施工まで基礎杭のトータルエンジニアとして最適な工法をご提案

千代田工営株式会社は、基礎杭の設計・開発から施工までを自社で一貫対応しております。現場の意見を相互に取り入れることで、サービスの質を高める好循環を生み出しています。基礎杭や地盤改良工事に関することなら、弊社までなんでもご相談ください。基礎杭のトータルエンジニアとして、地盤や構造物に合わせて最適な工法をご提案します。